8月下旬に台湾訪問時にバラクーダ等の台湾の釣りをやってみたかったものの、
時間がなく海老釣りを体験。
そして、今週の台湾出張で台湾の釣りを体験する機会を現地の社員が作ってくれた^^
バラクーダ等は台南方面らしく、さすがに仕事ついででの釣行とはいかず、
台北から車で30分程度の海沿いの林口と言う場所へ。
釣行日:2016年10月13日(木曜日)20:30〜23:00
場所 :瑞生海釣場(林口)
天気 :曇時々小雨
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瑞生海釣場と言う、海の釣り堀みたいな所。
日本で言う釣り堀のイメージではなく、どちらかと言うと管理釣り場な雰囲気。
この瑞生海釣場は高級魚のそれ以外で釣り場が分かれており、
ワタシはハタ等がいる高級魚狙いで!
価格は2時間1700元(約5000円)3時間2100元(約6000円)と決して安くはない。
ただ、釣った魚はいくらでも持ち帰りOKで、高級魚は店に売ることも出来るシステムらしい。
当然、タックルは持ち合わせてないのでレンタルする。
「ボトムか?中層か?」
と聞かれ…???
ボトムと答えるとダウンショットの胴付仕掛けを手渡された。
中層と答えるとウキ仕様のよう。
かなり太いロッドに今にも壊れてしまいそうなリール。
そして、触ったことのない太さのナイロンライン!なんだこの太さ!!
そして錘が今迄持ったことのない重さ。
そして、懸念してた通り、ルアーではなく餌釣りでエビを手渡された。
早速、胴付仕掛けにエビを3箇所セットしてキャスト!
んん?どうすればいい?
周りを見渡すと、みんなウキで釣りをしている。
とりあえず、ゆっくりズル引きしたり、軽くしゃくったりするものの反応なし…
そんな中で近場でハタを含めて大漁に釣り上げてた方から、ここでやりなよ!
あと餌余ったからあげる!とサンマの切り身を頂いた。
うーん、見た目めちゃめちゃ怖い雰囲気なんだけど、優しい方でした!
しかし、なんの反応も得られないまま時間が過ぎていく…
とっさにネットでハタの餌釣りを調べてみると…
動かさずにじっと待て!…との事。
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おぉ…動かしてしまうのはルアーマンの性か…
キャストして速攻ボトムを取るのでラインテンションがかかってる状態を維持。
ジワジワとテンションが薄れてくるのでラインスラックを取る程度のジワーとしたやり取りを。
すると…モニョモニョっとした感覚が…
ん!? これかっ!?
と思うも様子見…すると、またしてもモニョモニョ…っと。
グッ!とアワしてみると…ジーーーーーーー!
うぉーめちゃめちゃ引く!重い!
太いロッドがしなっとる!
現地の社員がタモをスタンバイしてくれて無事にキャッチ!
開始して30分でようやく。
この魚なんだ?うちの総経理と現地社員がネット検索した結果…
マングローブジャックじゃないか?と。
なんだ?その魚…ただ、色味がちょっと違うような…
そして、同様のやり方でラインスラックを
本当にわずかにとるめちゃめちゃスローなやり方で…
すると、コンッ!と気持ちのいいアタリが!
即アワセが決まり、さっきの魚よりもさらに力強い引き!
無理せずに少しずつ体力をとるような形でキャッチ!
またしても、なんだ?この魚。
すると、店員が駆けつけて、写真撮られ、その後、店のFacebookに掲載されてしまった。
この魚はスギと言う魚だそう。
コツをつかみ、重いリグのキャストにも慣れ、
キキアワセ、即アワセで合計5匹を釣り上げられた。
僕にとってはかなりのパワーゲームだった。
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その後、リリース出来ず、持ち帰ることに…どーすんだ!?こんな大きい魚…
時間も遅かったので台湾居酒屋で持ち込み調理を頼むことにし、
3人でもとても食べきれる量ではないので、現地社員の友人に残り全部あげる事となる。
台湾居酒屋で持ち込み調理要請も、
なんとか受けてくれて、店のオススメで調理してもらう事に。
スギは刺身に。あれ?80cmがこんだけ?^^;
味はカンパチに似ている。
比較的身は引き締まっていて、比較的厚く切られているので、なんか重い…
次にマングローブジャック?は生姜を多く入れたスープとなって出てきた。
まぁこのスープへ台湾、中国でも度々お目にかかるのだけれど、この調理方法だと
白身魚は生姜の味でどれも似たような味になる。
色々と知らない釣りを楽しめて良かった!
この場に連れてきてくれた2人に感謝!!
また、アドバイスと餌をくれた台湾の方にも^^
いい体験させてもらった。