葉山、カワハギ船でゼロテンションを理解する。

最近は釣りに行けていない…

転職して半年が経とうとする中で、育休者に伴う引き継ぎで、社内システムやルールがわからない事だらけで、今まで、ある程度仕事の上で自信を持てていた自分が、自信を失いつつある状態で気持ちが落ちる。さすがに釣りで気分転換!なんて意欲もわかず、睡眠の質もここ最近はかなり悪化している。

そんな中、3週間前に計画していた、カワハギ船歴の長いMさんとGさんとコラボさせてもらう当日を迎えた。

朝の4時に現地集合。かなり早い時間だけれども帰船は13:30と早く、今回、子ども達と話をして家で待機してもらう上では早く帰れるのは嬉しい限り。前日に子ども達の朝ごはんと昼ごはんを準備し、僕は船酔いの可能性もあるので、子ども達の朝ごはん用に作ったメンチカツバーガーのみを持参する。


今回は五エムマルの船に乗る。
http://www.goemumaru.com/

ティップランの船等も出る様でかなりの人で賑わう。相模湾での釣りは数少なく、一時、手漕ぎボートに乗っていた時、唯一、船酔いをした思い出があり不安いっぱい。


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アネロンを飲んで備える。


今回の釣行詳細
目次

カワハギタックルを新調!

カワハギはアジング同様に繊細な釣りなのは前回の釣行で理解したので、専用タックルを新調。
とは言っても、頻度高く行ける釣りではないので、費用抑えつつで、いつもの釣具屋の店員に1時間近くレクチャーしてもらいながら購入。

DAIWA 船竿 カワハギ X M-180
created by Rinker

今回、カワハギXでMを選んだ理由はアタリをとりやすく超先調子にするのではなく、ゼロテンションをとりやすくするため。カワハギ釣りの基本?と言われる、ゼロテンションでの誘い方は僕にとっては持っていない引き出しを持つ意味でも、ひとつ大切なトライアルでもあったので。

そしてリールはカワハギ釣りにどこまで重要か?はスタートしたばかりのカワハギ釣りでいまひとつ重さ以外には考えられなかったので、そこを追求するとお高くなるので、必要最低限の機能で選ぶ。

そう!ダイワとシマノのコラボ。僕がいつもやる組み合わせ。

5:30
まだ暗闇の中、出船!んなに船を走らせる事なく、開始!

然程スピードを出さずに船が走る事10分程度で開始の合図!え?こんな近くので?この前は40〜50分移動しただけに、この手軽さは魅力的!

暗い内はなんの反応もなく、次第に空が白み、遠くには富士山!

この頃から生命反応が出てくる!誘いに対して、アタリが出る!

………

MさんやOさんが魚種を言ってくれるも、もう覚えてない。
こんな状態が3時間弱続く…

NさんもGさんもカワハギをしっかりキャッチしている。なぜ釣れない!しかもアタリを感じずでのアサリが喰われる事多々。NさんやGさんに色々質問を投げては試し、中おもりをつけてみたり。なんにも解決しない。他の釣り人の様子とかをみながら…

ダメだ!シンプルに考えて試そう!と。今回はゼロテンションをマスターするんだ!そこに集中しよう!と。

ゼロテンションでの誘い方

前回、よくわからなかったゼロテンションは、釣具屋のNさんにロッド選びの際に色々教えてもらい、やり方は理解した。それでもなぜゼロテンションが良いのか?前回、ゼロテンションがよくわからなかった理由が今回の釣行でよくわかった。


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前回の釣行では、そもそも海底での潮、流される船の動きがはやかったのだ。ボトムをとりテンションを張ったラインは常に斜めに伸びていた。ボトムからやや浮かせて、時々ボトムを擦ってる感じが露骨に手元に伝わった。

今回は潮が前回程に動いていなかったので、ボトムをとってもまっすぐにラインが伸び、5秒程度でややラインが斜めに入る程度。なので、ボトムをとった後にラインテンションを抜く。その状態が維持できる。

あぁ!ゼロテンションはこの事か!とようやく理解する事が出来た。

ファーストフォールでボトムをとる際、カワハギが狙っている可能性があるとの事なので、着底を感じたら、即ロッド煽り1秒程度の間隔で上下の動きを5回程度繰り返してボトムを叩いてアピールしてからのゼロテンションで待つ。

アタリや違和感を感じなければ、リールを1回転巻いてからの長めにシェイクを入れてカワハギを誘う。そしてボトムを取り直してから、また5回程度の上下の動きを繰り返してからのゼロテンションで待つ。このゼロテンションで即アタリが出ない時は少し長めに待つ。その時、船や潮の動きでラインテンションが張るので、その分ロッドを下げてゼロテンションを保つ。

この時のロッドの動きで、ラインのたるみが少し出ていると思っており、このタイミングでかなりのアタリが出る事が多かった。

あくまでも想定ではあるけれど、このたるみ時に、アサリが自然なフォールによりカワハギの警戒心が薄れてバイトするのではないか?

アジングでも中層を狙う時、流れの強いレンジを流すことでバイトを誘うのと似たより自然な動きをさせて誘う感じか?
思い返してみると、前回、ヒットさせた時の感覚が、「ボトムをとった状態で張ってみたり、緩めたり。」この緩めた時にヒットが出たのは自然なフォールによるものかもしれない。

再現する楽しさ

後半はゼロテンションを意識してシンプルな形から少し変化を加えてみたり…を試す形で。でも基本は変化もあまり考えず。

この葉山の海は前回の東京湾と違って、結構根が荒い。実際のところシンカー2個なくしている。よって、ボトムをトントンと探る時に高低差がない事を確認できた時は、ゼロテンションを長めにとり、高低差を感じる時は短めにした。

そして、カワハギをヒットさせるパターンのほとんどがゼロテンションからのラインたるみ時だった。

そして、あわせはバシッとするのではなく、キキアワセからのロッドを上にさびく感じ。そう、前回のせる感じ?と思っていたのと同じやり方だ。

このやり方で再現するのが面白い!

そして途中、かなりの重みを感じつつ強い引きの個体がかかるも、あと少しのとこでラインブレイク…

悔やまれる。

結果的には6枚でサイズも前回より小さい。

それでもゼロテンションの理解と再現する釣り方が出来たのは大きな収穫!

またカワハギ船乗りたくなった!!

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釣果記録(2016年4月より)

 今回の釣果今回の最大サイズ最大サイズ釣果総数最大釣果数/日
メバル  30cm1305匹(19匹)41匹
カサゴ  30cm1664匹(1匹)50匹
オニカサゴ  20cm1匹1匹
ムラソイ  28cm84匹10匹
オニオコゼ  18cm1匹1匹
クロソイ  29cm74匹26匹
エゾメバル  18cm61匹32匹
タケノコメバル  18cm6匹1匹
ヨロイメバル  16cm3匹1匹
アイナメ  31cm3匹1匹
クジメ  22cm2匹1匹
メジナ  26cm2匹1匹
アカハタ  32cm2匹1匹
キジハタ  27cm14匹(2匹)2匹
シーバス(マル)  88cm125匹(1匹)10匹
シーバス(ヒラ)  39cm15匹1匹
アジ42cm3502匹(14匹)50匹
メッキ  19cm1匹1匹
カマス  44cm25匹(1匹)4匹
イシモチ  23cm2匹1匹
キス  26cm133匹(21匹)18匹
マゴチ  60cm55匹4匹
ヒラメ  53cm1匹1匹
ワニゴチ  30cm6匹1匹
サバ  36cm56匹7匹
ワラサ  68cm2匹2匹
タチウオ  132m(F6)317匹30匹
シイラ  45cm8匹8匹
ホシザメ  60cm1匹1匹
ウルメイワシ  10cm1匹1匹
マルソウダ  35cm4匹3匹
トビウオ  34cm1匹1匹
ムツ  22cm13匹1匹
ウグイ  25cm1匹1匹
コノシロ  32cm9匹4匹
クロダイ  52cm7匹1匹
キビレ  43cm10匹3匹
カワハギ 6匹 21cm24cm28匹15匹
アオリイカ700g57杯8杯
ヤリイカ  29cm14杯8杯
ケンサキイカ  18cm4杯3杯
スミイカ  380g7杯3杯
シリヤケイカ  290g37杯6杯
ヒイカ  18cm4杯1杯
タコ  820g28杯5杯
アナゴ  62cm1匹3匹
キュウリウオ  23cm3匹2匹
ウミタナゴ  23cm8匹2匹
ヨゴレマツカサ  12cm1匹1匹
ネンブツダイ  12cm1匹1匹
アカエイ  30cm1匹1匹
ツバクロエイ  60cm2匹1匹
ハゼ  16cm1匹1匹
ブラックバス  28cm2匹1匹
ニジマス  64cm208匹60匹
イワナ  20cm1匹1匹
タイガートラウト  37cm1匹1匹

※一部ルアー釣果ではないものも若干含まれています。(タチウオテンヤ、カワハギ、ハゼやキスのちょい投げ、アジの投げサビキ等) ※カッコは子どもの釣果

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